干支の貼り絵(辰年・作品例)

季節の作品

 私なりの作品例は作ってみましたが、とにかく私の頭は保守的なので無難な形にまとめてしまいます。それなりに材料を準備したつもりでも、作ってくださる方達の発想が素晴らしく「○○ありませんか?」の言葉があちこちから飛んでくるのは目に見えています。そこで、私が使った材料以外にも種類を増やし、昨年、一昨年の干支工作で使った材料の残りも投入し、近所の子ども達やお母さんに作ってもらいました。時々、この手を使うと、私ひとりの頭の中では絶対出てこないようなアイディアが、簡単に手に入るのでありがたいです。
今回、雲の材料として、「わたに色をつける方法がある。」とそのサイトを教えてもらったので、わたも材料として取り入れてみました。これは多分、人気材料になると思います!

サイト紹介

 ぐんびけん works内 ​workshop movie

 【図工】『いろわた』つくってみよう!やってみよう!動画25

作品例ともらったアイディア

 グレーの色画用紙をぐしゃぐしゃと折っているので、「雲を作るなら他の紙もあるよ。」と言って「岩です。」と返されました。たつが空を飛んでいるという固定観念しかない自分が情けないです。岩山の感じ、うっすらとかかるわたの雲、素晴らしい風景ができあがりました。

 

 同じ形のたつが入っているのにファンタジー感ばっちり、かわいらしい作品です。岩山や木など、背景が入ると絵の中に「お話」ができてくるんですね。

 

 あっという間にポンポンと仕上がったのですが、バランス良く配置されています。驚いたのが、たつに貼っている丸シール。うろこに見えます! 私もうろこの作り方は考えましたが、全部に入れようとすると難しいしうるさい感じにしかならないので、やめていました。部分的にしか貼っていないのに、場所も量も「これしかない!」という感じ。ここまで、センスよく使えるかはわかりませんが、色シールはたくさん準備します。

 

 こちらは、いろいろな色や材料が盛りだくさん、これだけのものをまとめきるのは大変だったと思いますが、華やかでお正月らしくなりました。

 

 たつの形が大きいので、今年は扇や羽子板などを入れることはないだろうと思っていたのですが、こんなにうまく使えるんですね。左下の扇と空に遊ぶ子どものたつ、遠近感までしっかり出ています。子たつの配置もすごく良いです。 

 

 私が準備を楽にしたいので、たつの手足は一本ずつにしていました。2本つけるとたつの動作がリアルになって、親子の様子がしっかり伝わって来ます。

 

 いろわたや扇のパーツを上手に使って飾りつけた中心に親子のたつ。この子は材料の色選びをしっかりしているので、お母さんと子どもの色を変えています。頭をなでてくれるお母さんたつの手がきちんと見えるのが良いですね。表情がとってもステキ、見ているだけで幸せな気分になります。こんな親子が他にも出てくるように子たつの色は変えようかなと思いました。

   

 

手足の切り方

 わくわくするようなアイディアをたくさんもらったので、どんな材料を準備するか見通しも立ちました。12月の後半にいくつか工作指導の予定が入っているので、いろいろな作品が出てくると思います。
 でも、「手足が細かくて切れない問題」が解決していません。子たつ達が遊んでいるのも、手足が2本ずつあるのも、作品としては面白いので、せっせと切っておくしかありません。とりあえず、何百本も切って行き着いた切るコツを紹介します。細くて複雑な形を切る方法です。
 はさみを持つ手と反対側に紙を持つスペース(☆)を作ります。はさみに近いものから、①つめ、②青線、③赤線の順で切ります。

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