チャレンジあるのみ その19

チャレンジあるのみ

背景に木を描いてみる

 最終目標は巨木と小さな孫を一緒に描くこと、あじさいの咲く公園で撮った孫と木を組み合わせてみます。孫の動きに合いそうな木の写真を探してみましたが、そんなに都合の良いものはありません。「木は描き慣れているから何とかなるか。」と何となくイメージの近い写真を見ながら、孫の周りに幹や枝を描いてみました。

 同じ地面に根を張っている木としゃがんでいる孫の位置関係がどうしても不自然になります。小さな画面に強引に入れたからか、木の立体感も今ひとつ、孫の視線も木には向かっていません。

   

 何かをみつけて指さした先に何があったのか、とりあえず枝を描き、葉もいれてみました。枝が遠くにある感じにしたかったのですが、小さな画面で木の高さも出るわけはなく、背景の処理にも迷ってしまい、もうこれ以上は描けません。

 

 そもそも、巨木のすぐそばに子どもを描きたいと思うことが無謀です。私が描いてきた巨木を思い返してみても、その根元は足場が悪く草ぼうぼうになっていたり、柵やチェーン、ロープが張ってあって幹には触れないものがたくさんありました。
 昨年描いた木(→50号が完成しました 3)は民家の庭にあり、その家の何代もの子ども達が周りで遊んだり登ったりしてきた木だったのですが、きれいに掃除されている庭先でも太い根がガッチリと掴んだ地面のボコボコ感はすさまじく、そこに他で撮った子どもの写真を資料として描くのはかなり難しいものがありました。

 本当は、木のそばに連れて行き、「大きな木だねえ。」と見上げたり、ゴツゴツの木の幹に触れてみるのが一番です。3月に次のモデルさん探しをした時に、多くの木が伐採されていることに気づいた八剱神社は、孫の住む家からもそれほど遠くはなく、ぜひ連れて行きたい場所でした。特に参道のすぐ脇に立つ大きなS字のケヤキは、大人でも抱えきれないような幹に直に触れることができます。あれから5ヶ月、多少は枝葉も伸びてきたようですが、見上げた先に拡がっていた枝はまだありません。

 でも、このがっしり、どっしりの幹だけでも見せたい。どんな反応をすることか・・。

 

子どもの顔って難しい!

 昨年から何枚も描いているので、人物を描くのも多少は慣れて来ました。服のしわとか髪の毛とか、最初は手こずっていたところにも苦手意識はなくなりました。問題は顔です!横顔とか後ろ姿を描いている時は気にならなかったのですが、子どもの顔って柔らかすぎて、面でとらえるのが難しい。陰影がないわけではないけれどもあまり強くはない。筆あとはあまり残ると不自然だし・・。練習あるのみ、ふっくらした顔を描きたいです。
ちょうどまた、預かる機会がありましたが、この炎天下で外には出せません。家の中で遊んでいる様子を撮っておきました。

 こどもの顔を描く練習と思っているので、家の中のごちゃごちゃは要りません。背景もぼかしたいのですが、座っている床は描かないとおかしいし・・。うまくできませんが、そこをこだわるときりがないので諦めます。まずは、顔!

 

 多分、お祭りは経験したことがないのに、うちわと金魚が大好き。もう、背景はファンタジーにしました。金魚と一緒に水の中、描かれた本人が喜んでくれたらそれで良い・・。

 

 上を見上げている顔が撮りたかったので、天井から風船を吊るしておきました。玩具がたくさんあるわけではないので、あの手この手・・。でも、遊びとしてはヒットでした。

 

 手や足はそれなりに慣れてきましたが、顔は苦戦しています。

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