個人の作品にも壁面飾りにも使える動物の型紙です。体をいくつかのパーツに分けて簡単な形にしてあるのではさみが苦手な人でも切りやすく、組み合わせてポーズを変えることができます。子どもは豊かな発想力で、いろいろなことを思いつきます。高齢の方は豊富な人生経験から、自分らしい画面構成をしてくれます。
切り取ったパーツを組み合わせる時には、どんなポーズにしようかと考えなければなりません。その時にその人の「お話」が生まれます。動物たちは親子であったり友達であったり、そして寄り添ったり、楽しく遊んでいたりと画面の中での配置も自然と決まっていくようです。型紙は拡大、縮小コピーして大きさを変えるものがほとんどです。小さな動物やこどもを作る時は、小学校低学年や高齢者には難しいので、ある程度の数は先に作っておきました。
※それぞれの型紙はダウンロードできます。
動きが出しやすいもの
キツネ
3つのパーツを合わせて作ります。キツネは最初に考えたものでいろいろな場所で使っているうちに、体の型紙が3枚になりました。体Aは顔やしっぽの角度を変えたり、右向きと左向きを変えるだけですが、体Bは使う人のアイディアからポーズが増えました。また、体Cは子ギツネの体の形だったのですが、親も一緒に走らせるためにいつの間にか増えました。子ギツネの型紙もあります。
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ウサギ
顔、右耳、左耳の4つのパーツを合わせて作ります。ウサギも最初に考えたものなので、よく動きます。耳のパーツを別にしたので細かい型紙になってしまいました。子ウサギを作ろうとすると子どもや高齢者には難しいと思います。キツネと同様、体は3種類に増えました。
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ネコ
3つのパーツを合わせて作ります。しっぽの型紙は一応ありますが、体の動きに合わせて、好きな形に作った方が良いかも知れません。
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トラ
3つのパーツを合わせて作ります。しっぽの型紙は作りませんでした。好きな形に作ってください。[作品例 →干支の貼り絵_寅年(2022)] ※体は2種類あります。
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クマ
頭しか動かないのに、口のまわりを白くしたためにパーツは3つです。
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ネズミ
大きく作れば難しい形ではありませんが、小さくかわいらしくと思うと細かいです。頭、片耳、体の3つの組み合わせです。片耳がなければ横を向いている感じになります。しっぽや手はペンや色鉛筆でチョロンと描いてください。[作品例 →干支の貼り絵_子年(2020)]
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タツ
初めて作った干支だったので、同じ型紙でたくさんのポーズを目指しましたが、形の複雑さからこれが限界。手や足はどうしても切るのが難しいので私が先にせっせと切りました。動きは結構面白くなります。[作品例 →干支の貼り絵_辰年(2012)]
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ヒツジ
もこもこの体に顔をぺたっと貼り、棒状の足を好きなところから出します。体も顔も2種類ありますが耳つきの顔につのは要らないかも知れません。足は型紙を使うより、適当に細く切ったものを使いました。[作品例 →干支の貼り絵_未年(2015)]
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