材料のアイデアと作品例

工作

 動物の型紙以外に使っている材料やそれらも使った作品例を紹介します。まとめきれなかった分は、また後々・・。

材料のアイディア

おりがみのパーツ

季節のおりがみ壁飾り 折ってつないで作る [ 堀込好子 ]

価格:1,540円
(2022/4/30 18:23時点)
感想(4件)

  「折ってつないで作る 季節のおりがみ壁飾り」(日本ヴォーグ社)という本を手にしたのが5年前。堀込好子さんという方の実践です。簡単に折れるおりがみのパーツを組み合わせて作品を作っていく・・。ひつとひとつのパーツの作り方も使い方も参考になることばかりで、今でも新ネタに詰まった時の愛読書です。

 

 私は組み合わせ方はあまり決めずに、材料のひとつとして折ったパーツと折り紙を置いています。下の例はクリスマスの時期に作ったものですが、厚みのあるパーツを組み合わせると作品の中でとても目を引きます。折り方が簡単で開けばすぐにわかるので、自分のほしい色で折り始める方もいて、同じ画面の中に大小2個のリースができたりします。
 クリスマスのイメージに合ったデザインペーパー(千代紙)を1枚貼り付けたものを台紙にしました。中央にきちんと貼るのではなく、わざと傾けて動きを出しました。その方が、リースや他の形を入れる場所も決めやすいようです。

 

 鉛筆に巻いて細くできあがるパーツの作り方は、いろいろなものに応用しました。ラップの芯や更に太いものも探して大きく作りました。鯉のぼりにもなりました。

  

 

マーブリング

 手軽にできる専用の彩液が販売されています。画用紙や色画用紙を染めておいて、おもに台紙に使っていますが、茶色の色画用紙に黒を流して作った紙は、チョコレートとして人気があります。

 

 梅雨時の風景の台紙に使ってみました。傘はおりがみのパーツで、あじさいは不織布を切り紙で、カエルやカタツムリはシールを組み合わせています。

 

アクリルカラーの重ね塗り

 「はらぺこ あおむし」という有名な絵本のイメージで、発色の良い紙を作っておきます。エリック・カールの技法とは違うかも知れませんが似た感じにするために、アクリルカラーをローラーや筆で塗り重ねています。アクリルカラーはアクリル絵の具の透明なタイプで、乾けば色落ちせずに重ねられます。筆あとも良く見えて面白い感じになります。大きな文房具店ならサクラのアクリルカラーが単色で売っているところもあるので、明るめの色を買ってきて作ります。

 

 下は節分の鬼退治のイメージで作りました。絵本の感じで白い画用紙に作ってしまったのですが、飾れた方が良いと思い掛け軸型(?)にしました。文様も「鬼滅」です。でもこの作り方で作った鬼はかわいくなる傾向があり、ちっとも強そうじゃありません。

 前述の鯉のぼりも、鯉のぼりの迫力に対抗するために木などの風景に使いました。色があざやかで、画面の中で目立つので。

 

作品例

貼り絵

 色画用紙に動物たちを配置していきます。テーマに合わせた背景の色、そこに映える色の動物という考え方を私はしてしまいがちですが、何匹も入って重なり合った場合は、違う色があった方が良いし、私には考えつかないようなアイディアで作る方もいらっしゃいます。下の2つはお月見をテーマにしました。

 

 おりがみのパーツの力を借りてハロウィンをテーマに作りました。この時、動物と同じように、魔女のポーズを変え始めた方が何人もいらっしゃいました。見本どおりの組み合わせではなく、地面に立ってほうきを持って・・。ちゃんと魔女になっていました。

 

ポップアップカード 

 ちょっと難易度は上がりますが、形を変えて飛び出すカードにしてみました。飛び出している部分に貼る時は、貼るパーツの大きさや貼り方に少しコツが要ります。

 母の日のカードです。お母さんにあげる一輪のカーネーションを大事に持って帰ったきつねの子。本当は、もっとたくさんあげたいんだけど・・。

 ポップアップカードははさみが使えればできる簡単なものから、複雑な動きをするものまでいろいろ考えましたが、写真に撮るのが難しく、今回はこれ以上は断念です。

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