季節行事は工作のネタに持ってこい。10月になればハロウィン工作は外せません。しかし何年も同じものを続けていればマンネリ化して私自身が楽しくないので、材料や形態を変えて見た目は変わるように工夫しています。去年、今年と新しいハロウィン工作を考えてみました。カボチャやコウモリなど私が用意した形を使っても良いのですが、「好きな形を自分で作ってもらいたい。」という気持ちもあります。
ポップアップカード
台紙に白い紙を使った時はハロウィンの雰囲気を出すのが大変で、あまり実施することはありませんでした。(→季節の作品・10月の工作)白いままだと夜の雰囲気が全く出ないので、背景に暗めの紙を貼ったり、手間も時間もかかっていたのです。だからと言って、黒や藍色など暗い色の紙には切り込み線の印刷ができません。迷ったあげく、うすい紫の台紙にしてみましたが、これは正解でした。印刷の線も見えて夜の雰囲気も出ています。後は、いろいろな形を貼り付けていけば良いだけなので、その形づくりに時間をかけられます。私が準備した形を貼り付けるだけでなく、参加者が自分で考えて作る形を増やしていきたいです。
ハロウィンの風景
絵の具のバチック(はじき絵)でオレンジの背景を作ります。クレヨンで描いた文字や模様が浮かび上がっています。この上に黒い紙でいろいろな形を作って貼っていくと、オレンジの上に黒のシルエットが映えるハロウィンの風景ができあがります。黒い紙には下描きはしずらいので、別紙に絵を描いて重ねて切る方法は最適です。
カボチャの顔や城の窓など明るくしたいところはカッターで切り抜くべきなのでしょうが、私は「簡単にできる方法」しか使わないので、似た色の折り紙を切って上から貼ってしまいました。面積が小さければごまかせます。
この方法で優秀なモニターさん(近所の子ども達)に試してもらいました。空を飛ぶ魔女やカボチャの馬車など自分で描いた形を切り取っています。どんどんアイディアが出て絵作りができるので、賑やかで楽しい風景ができあがりました。私があらかじめ用意する形は「自分で描くのは難しい。」という人用なので、あまり複雑なものは用意しません。でも、魔女や馬車などをシルエットにすると、とても素敵でした。
別紙に描いた絵、切り取り済み
作品例
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