いつの間にか年末、あと1週間で2026年です。自分に対するノルマとして月に2回くらいは、このブログの投稿もしていこうと思っていたのに、それさえすっかり忘れるほど、この1ヶ月はバタバタしていました。時間をみつけては絵も描いていますが、50号の大きな画面です。5、6時間集中して描いても大して進まず、何日か放り出しているうちによくわからなくなり描き直し、何とも収拾がつかない状態で年を越します。
今年はいろいろありました。とにかく予想外に入ってくるものが多すぎるのです。私の生活は一般的な家事以外に月に何回かある工作指導の準備、その隙間に絵画制作が基本です。年齢的に無理をしたくはないけれど、暇な時間を作るのも好きではないので、ある程度先を見て「やること」は結構詰め込んでいます。そのため、予想外トラブルが長期戦になると確実に体調を崩して生活が破綻して来ます。今年1年、何度もその波にのまれそうになりましたが、昨年からのストック(展覧会出品作品や工作準備)を使い果たし、何とか自転車操業の1年が終わります。
この状態が続いていくと、また県展などへの出品は途切れます。何とか時間は作らなければなりません。その対策としてもきっと有効で、今年を乗りきる1番の手段となったのは「物を捨てる。物を減らす。」です。高齢の義母が骨折を機にサ高住から介護施設に移りましたが、使っていた部屋はたった27平米のワンルームなのに何と物の多いこと。まだ使える物もあったかも知れませんが、とにかく必要な物以外は捨てました。また、町内会の仕事を引き受けたことで家の中に物が増え、その場所を確保するために使っていない物はどんどん捨てます。これらも本当に予想外の仕事ですが、「今、やらなければ年をとった自分がやることになる。」と気持ちを奮い立たせ、1度始めると止まりません。おかげで押し入れやクローゼットの中はかなりすっきり、物が積み重なっていた材料部屋も整理整頓してどこに何があるか見えるようになりました。手前にある物を動かさなくても物が取り出せる。物を見失って探す時間をとられずに済む。この先、気力、体力衰えていく中で、必要なことができたと思います。
先日、「午年の貼り絵」を作りながら皆さん、年齢の話を始めました。90代の多いことにびっくり。私も、20年後、30年後、笑顔で楽しく創作活動ができることを目指して、頑張っていきたいと思いました。


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