2012年からスタートした「干支のお正月飾り」は一昨年から2周めに入りました。(→季節の作品・干支のはり絵一覧)もともとは、ウサギやキツネなど動きを出しやすい動物の型紙(→型紙集とその使い方1)を使って作品づくりをしていたのですが、「干支を作りたい!」というリクエストのもと、半ば強引に干支の動物たちの型紙をひねり出してきました。(→型紙集とその使い方2)ウマの形も難しいです。結局、ひとつの形しか準備できず、大きさだけは3種類作りました。
2014年の作例です。ウマの形が大きいので何頭も入らないし、そもそもポーズは走っているひとつだけ。それぞれのアイディアで好きなように作ってもらうのが好きな私は、何とか作戦を考えました。台紙やウマの色を数種類用意して選んだり、小さいウマは絵馬に入れたり・・。面白い作品がいろいろできました。


さて、2回目の午年です。どうせなら、前回よりもレベルアップして楽しいものにしたいのですが、残念ながら全く思いつきません。12年前にひねり出したのが私の限界だったようです。更にはこの物価高の中、100円ショップも紙の種類が減ってしまい、前回と同じ材料は集められません。
そんな時は、優秀なモニターさんの力を借ります。これまでのお正月工作の残り材料をまとめて置いて作ってもらいました。
足は自分で4本に増やしてくれました。勢いよく走って行く感じがバッチリです。彼女は来年12歳、午年生まれだそうです。

このウマも足が4本、絵馬にしっくり来る形です。絵馬が両隣に増えていったので「ウマ、もっと使う?」と聞いて却下されました。なんと、左隣はヘビ、右はヒツジです。こんなアイディアが出るんですね。

材料を見て思いついたものを一生懸命作ってくれました。紫の破魔矢や緑の花、色の選び方が素敵です。
今年は、この方法で行こうと決めました。いろいろな材料を自由に選んで好きなように作ってもらいます。ある程度広いスペースがあれば、いろいろな材料を置けると思います。そこで私の今回の見本は、破魔矢も絵馬も雲形(草原のイメージで)も入れて、「こんな材料がありますよ~。」とお知らせするものになりました。絵馬から飛び出すウマです。



コメント