工作のアイディアを絞り出す 2

とものつぶやき

 どの時期にどんな工作をやるかの計画は3~4ヶ月前には立てるようにしています。でも、間もなく迎えるこの2月の内容だけは、なかなか決められませんでした。理由は簡単、マンネリ化です。2月にテーマになりやすいのはバレンタインデーとひなまつりを先取りしてのおひな様、この2つは絵にはしやすいけれども拡がりはあまりなく、同じような作品が続いてしまいます。「何か新しいもの」がほしくて、つい先送りしていました。この時期まで来たら、何とか絞り出すしかありません。

バレンタインデー

 チョコレート、プレゼント(箱)、ハートマークなど作りやすい    形が多いので、それらを好きなように配置してパズルやポップアップカードなど、いろいろな作品にしてきました。こげ茶色(チョコレート色)の紙で作れば、動物や植物を作ってもチョコレートやチョコクッキーに見えなくもないので、それも使ってみました。一昨年、デコペンで描くようにメッセージを入れてみるかと白のポスカを用意しましたが、英語の文はハードルが高いのか、それはあまり活躍しませんでした。その時の残り材料を見ながら考えます。「メッセージではなく、絵を描いたり、思いっきりデコるのはどうだろう?」
 大きなハートチョコに絵を描いてみます。ポスカだけでなく色鉛筆も使ってみました。茶色の紙に白で描いていくのも、普段と違って面白いかもしれません。筆記用具で描くのが苦手な人もいるかも知れないので、シールを貼ったり、他の方法も考えます。

 これを中心に他のラッピング用の紙も使って作品にしていきたいと思います。

 どのような仕上がりになるかは、作る人それぞれにお任せでも良いような気がします。

 

ひなまつり

 おひな様の形が細かい上に、配置も決まっている。立体的に作ってみたいけれども、粘土では難しく、紙コップや紙皿で作るのも物足りないし保管が難しい。結果的に、ポップアップカードにまとめるのが一番作りやすく、昨年も一昨年もそれで済ませました。さすがに今年は違うおひな様にしたいと思います。
私事ですが、今年は孫の初節句のため、たくさんのおひな様を見ています。また、昨年の大河ドラマで毎週目にした十二単(じゅうにひとえ)、本当にたくさんの色の組み合わせがあります。この色をかさねた感じ、作ってみたくなりました。日本の自然の彩りを取り入れた「かさねの色目」は、季節や年齢によっていろいろな決まり事があるようですが、好きな色を重ねてしまいます。

 そこで、重ねてきれいに見える色の紙を探しましたが、3色~4色は重ねようと思うと、合う色がみつかりません。ある程度の人数ができる量を準備しなければならないので、限られた色の組み合わせしかできませんでした。

 100円ショップの折り紙や色画用紙はトーン(色調)が似ているので、明るさや鮮やかさのバランスが良く、無難にまとまります。これに頼るしかなさそうです。

 

 同系色のグラデーションを背景におひな様を置きます。おひな様の着ている束帯(そくたい)と十二単、色紙を重ねながらそれっぽく見せる苦肉の策です。工作を作る時間は長くても1時間半くらい、その中で誰でも無理なくできる方法が、私の基本です。顔はポップアップカードに使っていたものを少し大きめに、はかまのかわりに適当な大きさの紙を当てました。何度も繰り返して作りたいというアイディアとはなりませんでしたが、色の組み合わせを考えて人形に着せる、ちょっと楽しいと思います。

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