条件に合わせてひと工夫(七夕工作)

季節の作品

 毎年やってくる7月、七夕工作も繰り返されます。(→7月の工作・七夕飾り)選んだり考えたりすることでつくる人の個性が出て、しばらくは飾って楽しめるもの・・。マンネリ化しないよう見た目は変えていきたいのですが、織り姫彦星の作り方を新しくするとそこに時間がかかる方もいます。前の経験を活かして、ちょっとだけひと工夫。どこに飾るかも考えて材料も選びます。

共同制作(壁面飾り)

 参加者全員でひとつの七夕飾りを作ります。本物の竹を使えるわけではないので壁面飾りになりますが、壁に画鋲はアウトとのこと。難しいです。大きく見せて軽いものをひっつき虫でチョイチョイつけていくしかなかろうかと考え、大きな網飾りに折り紙の飾りをつけることにしました。
 壁は白いので濃い緑か青を探して竹か天の川に見立てようと思いましたが、100円ショップのラッピング売り場で緑の不織布(包装紙)を発見、さすがにその大きさを網飾りに切るのは難しいと思い、いくつかに切り分けました。それでも折り紙の6倍程度の面積、網状に切るとかなり大きくなります。色画用紙で竹も作り、笹の部分のイメージで周りにこの飾りを配置していきます。

   

 いろいろな飾りの中で少し目立つものもほしいと思い、織り姫と彦星をまとめることにしました。重くしたくはないので星模様の折り紙に貼り付けようと思いましたが、ペラペラなのも頼りない・・。ひと手間加えてみました。5㎝×5㎝に切り分け、Aの形に折ったものを8枚貼り付けていきます。その上に織り姫と彦星をのせました。

 不織布は切れたり折れたりしにくいし、安価なので条件にぴったりと思いましたが、目が粗くのりを通してしまうので、作業するときには下に新聞紙等を敷くことと手についたのりを拭き取るウェットティッシュなどが必需品でした。 

キラキラ天の川

 高齢者住宅のおばあちゃん達、常連さんなので精鋭ぞろいです。ある程度大きな画面に自由に絵作りできる人が多いので、A4判の大きさでお部屋に飾れるようにしてみました。

 藍色や青の背景に天の川を作ります。100円ショップのデザインペーパー(A)、平等に1枚だけ配りました。ただし、そのままだと迷う人の方が多いと考え、Bのように切り分けて・・。後は好きなように切ってつないで、つなぎ目切れ目は別の星形や織り姫彦星で隠れます。

 

 織り姫と彦星、何種類か考えましたが、私の使い勝手が良いと思うのはこの方法です。顔は折り紙の本からみつけました。

     

 少人数、特に子どもなら折り方を教えながら折って、できあがったら顔を描いてと進められますが、人数が多い時や高齢者の場合は顔だけ先に作っておきます。みんな同じ工程の顔作りを端折って「どんな着物を着せようか。」という着物選びからスタートします。色や模様を選んだり、装飾の仕方を考えたりするのが楽しいところなので、そこに時間をかけたいです。自分で作ったキラキラの天の川に貼る織り姫と彦星。特に織り姫はドレスアップしたくなるようです。

スクラッチアート

 100円ショップでも見かけるスクラッチアート、黒い画面を削ってカラフルな色が出て来るのは夜の表現にぴったりです。ハロウィンや花火、お祭りで並ぶ提灯などに活躍して来ましたが「今度は七夕で作ってみたい。」というリクエスト。七夕の飾りも夜空の織り姫彦星も削りやすいし、いろいろなアイディアが出るだろうと思っていました。唯一ぶち当たった壁は織り姫や彦星の髪が背景の黒に同化してあまりにも目立たないこと。結局2人とも頭の後ろに大きな星をつけることになり、大きくきれいな星の型紙、準備しました。

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