若さを持続する習慣づくり

とものつぶやき

 家の中に残る作品類の整理整頓を終え、これから増えて来る作品の扱いをどうするかも決めました。(→そろそろ終活・整理整頓)でも、それだけでは机上の空論、高齢者の仲間入りをした私がこれからも作品制作や工作指導を続けていくためには、自分の体力維持や健康管理が何よりも大切です。1年ほど前、何と寝ている間にぎっくり腰になってしまい大騒ぎ、その後も多少の無理が続くと腰や肩に痛みが出て整形外科のお世話になっています。もう若くはないんだということを痛感しながら、でも「やること」は山積みです。

 私はパワフルな80代、90代の方をたくさん知っていますが、その「元気」が毎日の自己管理や努力の末にあるものだということも充分わかっています。でも、自分にもそれができるかと考えると・・。「自信」はありませんが、「やる気」はあります。私に合った継続可能な方法を探したいと思います。

 以前の投稿で彫刻のお手伝いに行くことがあると書きました。(→絵を始めたい方・彫刻のお手伝い)これは、私に最初にそのお手伝いを頼んだ方の話です。私が怠けないために、目標は高く持ちます。

 大学のずっと上の先輩、同じ市内の教員としても大先輩です。この方のお手伝いは10回以上行きました。1体の彫刻を作るのに使う粘土は150㎏から200㎏、ほとんどは立ち仕事、彫刻制作は大変な重労働です。おまけに私が手伝っていた作品を石膏で型どりする作業は部屋中を養生して2~3日続く汚れ作業、日程の変更などもできません。高齢者は体調を崩しやすく、私の工作づくりも突然のお休みはよくあることです。ですから、この作業の日程に合わせてきちんと体調管理をしてくるなど、今思えばとてもすごいことでした。そして作業中、ただの1回も「疲れた。」という言葉は聞きませんでした。

 この数年、作品制作は頭像など小さな作品になっていたのですが、今年の市展を最後にするという連絡をいただき、お宅に伺いました。一緒に作業をしながらの世間話の中にも、私の記憶に残る名言がいくつもあったので、改めてお話を聞くと私の今後の心構え、考えもまとまってきます。

時間割を決めて過ごす

 ご本人は忘れているようですが、「時間割を決めて過ごすと良いのよ。」と週や1日の予定を話してくれました。学校という場での生活が長かったので「時間割」という言葉が私にはしっくりきて、自分ひとりで完結する仕事でもあらかじめ予定を立てたり、時間を読むようになりました。そんなにきっちりしたものでなくても、「その日に何をやるか」を決めておくことが大事、仕事が目に見えて進むと嬉しいです。ただ、予定の中に決めていてもサボりがちなのが身体に関すること、同じ姿勢が続くから腰や首、肩を痛めているのに、頻繁に中断して体操をするとか歩くとかをどうしても忘れます。衰えを防ぐために毎日コツコツ、成果が見えにくいことをしっかり頑張れる人にしか「元気な80代」はやって来ないと思うので、ここだけはきっちりさせようと思います。今から始めて、習慣として定着できるメニューを考えます。

壊すために作っているようなもの

 私は先日、自分の作品を整理した時に「保管スペースを決め、絶対量は増やさずに気に入っているものだけ残す。」と決めたのですが、その時に頭の中に浮かんでいたのがこの言葉。大きな絵画以上に置き場所が必要な彫刻が、毎年1~2体増えて行くわけなので、「作った作品の置き場所がなくなったら、どうするんですか?」と聞いたことがあります。「いらないものから壊すわよ。壊すために作っているようなものよ。」というかっこいい返事が返ってきました。。
新しい作品をつくるための気持ちや健康の維持、そのための自己管理は、壊された作品よりもずっと価値のあるものだと思います。「すでに作ってしまった作品よりも今、作品をどう作るかが大事!」過去よりも現在と未来を見ているのだと感じて、かっこよく思ったのでしょう。いくつになっても前向きなところを見習いたいです!そうして続けてきた重労働の彫刻に比べれば私の作品制作なんて簡単なものですから、できなかったら恥ずかしい。「絵は彫刻よりも捨てるのは簡単だから、私はどんどん捨てたわよ。」と聞いて、私も捨てる迷いは吹っ飛びました。いろいろ挑戦しながら、できる限り長く作品制作を続けていこうと思います。

写真撮影NG!

 アトリエを見せていただきましたが、残された作品類でいっぱい、私がお手伝いに行った大好きな作品もありました。この投稿をするのに写真もほしいなと思ったのですが、「片付いていないからダメ!」と撮影許可がでませんでした。残念です。「今はまだ片付ける気にならないので庭仕事をやっている。」そうで、これからご自身のペースで片付けは進んでいくのだと思います。90代になっても、自分のことは自分でという意欲満々、たっぷり刺激を受けて帰ってきました。
 画像が何もないので、娘が残していったクロッキー帳をパラパラめくって、ぴったりのイラストをみつけました。私にこの類いの絵は描けないので、これは捨てがたいです。

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