チャレンジあるのみ その5(2023/4/11)

とものつぶやき

 春が来ました。私の家の庭にもいろいろな花が咲き始めました。絵の材料を探しながら初めて数えてみましたが、花が咲いている木が8種類もあります。教員時代があまりにも忙しく家の庭に雑草しか生やさない私の代わりに、いつの間にか父が植えてくれたものですが、ゆっくり見たこともありませんでした。さらに、半分は名前がわかりません。でも、この華やかな景色は、「ぜひ描いてみたい!」と思い、またまた苦手な花にチャレンジしてみました。画材は透明水彩です。この絵の具のぼかしやにじんだ感じでふわっとした春の季節感が出せるのではないかと思ったのですが、なかなかうまくはいきません。

失敗例 モモ? 

 普段、木ばかり描いているので、鉛筆でのスケッチは難しくはありません。色をつけようと思って壁にぶちあたりました。白やピンクの花が細い枝にたくさんついているということは、背景に色をつけないと花が見えない。こんなに細かい花の塗り残しはできないし、マスキングインクも使い慣れてはいないので、花の白は後からアクリルガッシュで描くことにしました。先に背景と枝を描いてしまい、花を描きはじめましたがベタッと塗りつぶしてもひらひらの花びらの感じが全く出せません。うまく描けないのに花はたくさん・・。描きたい気持ちが吹っ飛んでしまい、途中で放り出しました。絵の具の併用がうまくいきません。

 

名前がわからない花

 今の時期の花は細い枝に細かい花がたくさんついているので、背景をどう描くかが難しいです。枝を切って花瓶にでも挿せば良いのでしょうが、春の庭に咲いている感じを描きたいので困ります。咲いている花びらがたくさんあるのは私の描写力ではつらいので、まだ蕾ばかりの木を描き始めました。背景には赤も黄色も見えて春爛漫。(写真)全部の色を入れたら、わけが分からなくなってしまうので黄色と緑を散らしてゴチャゴチャ感を出したつもりです。

   

 

モクレン

 花が大きいので嬉しかったのですが、どんどん開いて散っていきます。若葉の緑の中にたくさんの紫の花が見え隠れ。後ろの方に見える花は無視しました。

 

ガーベラ

 冬の間完全に枯れていた鉢に新しい葉と蕾が出てきて1個めの花が咲きました。何度も描くのに失敗している花ですが、蕾が後から後から出てくるのを見たら描いてみたくなりました。春に向かって伸びてくる感じがかわいいです。

 

花はあっという間に散っていきます。他の木は、また次の春に挑戦してみます。

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