今日は5月27日、雨が降り出しました。明日の予報もしっかり雨です。週間天気も曇りや雨マークばかりです。雨の日は作業が進まないので、(→雨続きの5月)5月中に仕上げようと思っていた20号の水彩画はとても終わりそうにありません。 明るいところで感じを見ながら仕上げたいのですが、いつになることやら・・。今月は家の中のこと、家族のことでも忙しく、このブログの投稿も全く後回しです。気持ちを前向きにするために「愚痴を発散」します。
中学校の教員だった時は、いつも時間との勝負でした。現場に出て1年目に、仕事を覚えていくだけでも精一杯なのに、「美術科の教員は生徒に教えるだけでなく、自分自身が作品を作る姿勢を見せるもの。」と先輩の先生方から言われ、市展への出品くらいは何とか続けてきました。結婚、出産に伴い家事育児が加わり、学校の中はどんどん仕事が増えて忙しくなり、「今年は絶対に無理!」と思うことが何度あったか知れません。その時にいただいたアドバイス、「どんなに忙しくても細々と続けていくことが大事」「できないからとやめてしまうのは簡単だけれど、もう一度始めるのは大変だよ。」は気持ちにしっくりきた名言でした。もう「作品のクォリティーより続けることに意義がある。」と割り切って、同業者で部活動指導ばかりに夢中になっている夫が休みの年末年始の1週間、本当に時間との戦いです。夫に少しでも昼間の家事育児を協力してもらおうと頼んだ時、「夜遅くまで描いていても、細かいところは描きにくいし色もちがって見えるから、うまくいかないんだよ。」と言った部分だけをつかまれて、新しい照明器具を買って来られた時には心底呆れました。「お店で1番明るいのにしたから、これで夜でも描けるよ。」と、無理解この上ないです。それでも続けてこられたのだから、私にも「根性」や「工夫する力」は身についたと思います。
私も60代なので、体力の衰えは感じます。以前のように無理はきかないし、それでいて介護など家庭内の仕事も増えてくることに不安はあります。作品制作や工作指導も今のペースで続けていけるとは思えませんが、簡単に諦めたくもありません。今、描いている作品もそんな不安にかられたので、時間短縮になりそうな新しい方法を試してみました。完成したら投稿しようと思っていたのですが、それが先になりそうなので、その技法だけ先に紹介します。このブログも「毎月2回は更新」という目標を自分の中に持っていたので、これでクリアです。(→グリザイユ技法?)
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