孫が生まれて早くも7ヶ月半、娘は4月から職場復帰です。生活リズムを元に戻したいので、今月末の1週間ほどは、朝、我が家に孫を連れて来てそのまま数時間預けていくということです。(慣らし保育の代わりに)
孫はとってもかわいいですが、ギャン泣きされることがわかっているので、恐怖です。この3~4ヶ月は私も自分のことで忙しく、あまり顔を見せませんでした。それなのに、やむを得ない事情があれば2人でお留守番することもあったので、完全に警戒されているようです。「アンタが来ると大好きなお母さんがどっかへ行っちゃうでしょ~。」と言葉では言えなくても、全身で語っています。お母さんと離れることに慣れてもらわないといけませんが、泣かれ続けるのもつらいので、何日か経てば笑顔で遊んでくれることを目指して対策を考えたいと思います。
そのひとつとして考えたのが、おもちゃを作ること。「はっきりした色、キラキラしたもの」大好きですが、材料部屋の中を探すとたくさん出て来ます。ペットボトルや牛乳パックを使えば材料費もかかりません。材料部屋の不要品も減るし一石二鳥。孫の月齢だと、引っ張ったりつまんだりできるおもちゃが良いようです。
工作紙とひも
カラー工作紙で立方体を作り、それぞれの面に穴をあけ、太めのひもを通してみました。ひもを引っ張れば反対側の面から出ているひもが縮みます。
①箱の中のひもがぶつからないよう、穴の位置はずらしました。組み立てる前(展開図の段階)にあけています。
②ひもの大きさの丸穴を開けるのは難しいと思い、四角い穴にしましたが、それで大丈夫でした。カッターで切れます。
③穴にひもを通してから、箱を組み立てています。
ペットボトルとひも、リボン
あまり凹凸のないシンプルな形のペットボトルを探しました。手触りも面白かったので、C.C.Lemonを選び、中央辺りで切って口の方を使います。2本つないだ中に、リボンを縫い付けたひもを通します。ひもを引っ張るとリボンが次々と出て来ます。どちらの方向に引っ張っても大丈夫。中に鈴を入れたので音も出ます。
①ペットボトルの口をスムーズに通って拡がるものと考えてリボンにしました。ひもに結んだだけだと口を通る時に動いてしまうので縫い付けました。
②ペットボトルを切る場所を少しずらし、切り口の直径を変えたので、すっぽりはまりました。その状態で貼れる布を巻き付けたのでしっかり留まったと思います。
③鈴はペットボトルの口径より小さいので、もしも外に出てしまい飲み込んだら大変です。 適当な部品に結びつけ口から出ないようにしています。
牛乳パック、プラチェーン
・牛乳パックを上から7㎝のところで切ります。1辺はふたとして切らないで残しておきます。のりしろもつけました。
・ふたと側面の角(1カ所)に穴をあけます。穴の大きさは通すもの、使い方によって決めていけば良いと思います。
・ふたを固定し、穴の周りを装飾します。その後、角にあけた穴がつながるように、4本のパックをまとめます。
・穴にプラチェーンを通し、全体を色画用紙や貼れる布で装飾しました。残りの穴にもいろいろなものをつっこんでみました。チェーンをひっぱったり、つっこんであるものを握って引き出したりして遊びます。
①プラチェーンは何かにぶつかれば音を出しますし、他のものを結びつけるのも簡単です。ただ、遊んでいる間に取れるかもしれないので、細かいものを結びつける勇気はありません。リボンやひもにしました。
②本体の形が大きすぎてつかみにくいので、太めのリボンを巻いておきました。各辺の補強で貼ったテープで留まっています。
③プラチェーンはホームセンターや100円ショップにありましたが、本来、子供が使う物ではないのでしょう。触ってみると製作過程でできたであろう細かな突起部分が気になります。何でも口に持って行く時期、なめても大丈夫なように突起は削り取ってすべすべにしました。
意外と難しい加工
今回のアイディアは、図書館でパラパラと立ち読みした手作りおもちゃの本の中からもアイディアをもらいました。ただ、作り方は細かく書いていなかったので、あれこれ試しながら作ることになりました。牛乳パックやペットボトルを切ったり、穴をあけたりする作業も、正確にしっかり作ろうと思うと簡単ではありません。円形の穴もサークルカッターが使える場所ではなかったので、細めのカッターで少しずつ切りましたし、ペットボトルの切り口も微調整しながら合わせました。握りやすいように布やフェルトで柔らかいものを作るのも、針と糸を使うとなれば赤ちゃんの近くではできません。リアルタイムで赤ちゃんを育てているお母さんがその作業をするというのは、簡単なことではないと思います。
でも、1歳、2歳と育って、こちらの言葉がしっかり伝わるようになったら、子供(孫)と一緒にできる作業で、いろんなものを作ってほしいです。「工作大好きな子」は、きっとそんな経験をしてきているのだと思います。
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