チャレンジあるのみ その10

チャレンジ作品

 短かった梅雨が明け、猛暑日の到来です。積極的に外に出る気にもならないので、午前10時くらいには冷房を入れ、小さな水彩画を描いています。この夏、少しでも上達したいのは「背景の処理」、中心に描いたものがきれいに見えるように効果を考えて色を置いてみたいのですが、なかなか難しいです。とりあえず、4月に探しに行った切り株の写真を使って練習してみました。

 光りのチラチラ感を出そうと思い、細かく色を滲ませてみました。中心の切り株とその周辺の草だけ描き込もうと思ったのですが、逆光の写真1枚では切り株の立体感がうまくつかめません。背景は何となく気に入ったのですが、中心の切り株がこれ以上は描けないので諦めます。

 

 写真だけで描くのなら、形がはっきりしているものでないとだめだと思い、伐採された木を描き始めました。写真そのものがごちゃごちゃしているのでこれは良い練習になるのではないかと思いました。

写真

 中心の木は、ほぼ描き終わりました。背景をどう描くか、どこまで描くか、この先がわかりません。

 画面の隅から隅まで草を描き込むのは違うと思ったので、左下は白を残したままにしました。描き込んだ草や木が、その白にうまく繋がっているかどうかは不安です。手前の明るさを活かすために遠くの白は消しました。筆あとが気になり、重ねすぎてしまいました。

 

 写真から描くと、やはり写っているものの色にとらわれてしまいます。次は何か静物を置いて描いてみようかと思います。

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